過去研究のまとめ
2017-04-30


国際交通安全学会の本年度の研究調査プロジェクト
スタートしました。

私は幸いなことにこのうち、吉田長裕大阪市立大学大学院教授
委員長による「こどもの自転車交通モビリティ・安全教育
プログラムの開発とその障がい児への展開に関する研究」と、
赤羽弘和千葉工業大学教授委員長による「東南アジアにおける
情報化と市民参加による交通安全対策スキームの実施支援」
の研究メンバーに加えていただけました。

赤羽教授の研究プロジェクトは、鎌ヶ谷市で展開した
市民参加型交通安全対策の研究の続きに位置づけられます。
非常に光栄で、頑張ろうと思っています。

吉田教授の第1回研究会に参加し、国際交通安全学会が
障害者の移動に関して過去に取り組んだ研究をざっと
まとめてみようと思いました。
(次回の研究会で概要を資料として提出する予定)

これまで取り組んだテーマは以下のようにまとめられます。

1 視覚障害者の歩行者としての交通安全ニーズに関する
  調査研究(平成10年度)
2 視覚障害者の歩行中の交通事故を防ぐための具体的な
  対策の提言(平成11年度)
3 車いす使用者の交通安全ニーズに関する調査研究
  (平成12年度)
4 障害者用駐車スペースの利用の適正化に関する総合的研究
  (平成13年度)
5 交通バリアフリー教育の内容の選定と方法の開発
  (平成15年度)
6 障害者に対する交通サバイバル教育の実態分析と
  課題の明確化(平成16年度)
7 知的障害者のモビリティ確保のための都市公共交通の課題
  (平成23年度、平成24年度)
  (平成25年度は、「社会貢献テーマ」として発表)

いずれもメンバーとして参加させていただき、多くの成果を
残せたことはありがたいと感謝しています。
報告書を読み直すと新聞が1部はさまれていました。
毎日新聞2011年(平成23年)8月16日夕刊です。
1面トップに取り上げられている研究、というのが
平成10年度(1999年)の調査研究で、発表して11年も
経ってどうして取り上げられたのかは不明です。
なぜ私がコメントを求められたのかも不明です。
(毎日と朝日にはよくコメントが掲載されます。)
禺画像]

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